和室

住宅の洋風化が進む中、今まで当たり前のように設けられていた和室が設けられないことも珍しいことではなくなりました。建物の予算を抑える際に一番早い方法が、建物自体をコンパクトにすることです。そこで和室を設けないという住まいも少なくないのです。和室を設ける場合、和室をどこに設けるかで和室の利用法の幅も変わってきます。

和室の利用の幅を広げるには、リビングに隣接した和室がいいのです。普段は建具で仕切らずオープンにします。リビングにより広さや開放感がプラスされますし、リビングの延長として和室を多目的に使用しやすくなるのです。子ども達の遊び場として、お昼寝のスペースとしても便利です。フローリングだとおもちゃを落とした時のキズが気になりますし、こけたり、寝返りをした時にこつんと頭を打っても畳がクッションとなってくれて痛みも半減します。

ゴロンと横になるには最適の場所であるだけに親子で昼寝をするのもいいでしょう。他には、洗濯物をたたんだり、アイロンがけをしたり、リビングで遊ぶ子ども達の様子を確認しながら家事を行えるので家事と育児の両立がしやすくもなるのです。建具で仕切ってしまえば宿泊ルームとして利用することもできますし、足腰が弱って高齢者になれば夫婦の寝室として利用させることも可能です。

今までは独立型の和室が設けられていましたが、このようにいろいろな用途で利用しやすい和室が求められ、最近ではリビングの一角やリビングの延長上に設けられることが多いのです。居心地のいい和室は日本人ならいつまでも大切にしたいものです。

オープンなキッチン

間仕切りなどで閉じられたキッチンではなく、リビングと一体化したオープンキッチンが最近主流となりつつあります。今までは壁付けのキッチンが多く、キッチンで家事を行う母親の姿はいつも背中でした。母親とコミュニケーションが取りたくても会話がしずらく、キッチンで家事を行う母親は、一人で淡々と家事を行うため孤独を感じることもあるでしょう。

しかし、オープンなキッチンにすることで誰でもキッチンに近寄りやすく、作業を手伝いやすくなります。また、家族と向き合う形になることで、家族とのコミュニケーションを増やすことができるのです。キッチンで家事を行う時間はより楽しみながら行えるようになるのです。また、子どもが小さい家庭では子どもの様子にしっかり目が行き届くため家事と育児の両立がしやすいというメリットもあるのです。

オープンキッチンと言っても形は様々で、I型と呼ばれるタイプのキッチンをリビングに向かって配置する対面型タイプや部屋の中央に島のようにキッチンを配置するアイランド型など色々な形があります。キッチンスペースの広さや家事のしやすさに配慮して自分に適したキッチンスタイルを取り入れたいものです。

オープンキッチンで私が一つ気になるのが、乱雑になったキッチンがリビングから丸見えになってしまうことです。急な来客時でもスムーズに対応しにくいのです。キッチンの前に気になる手元部分が隠せるように腰壁を設けるのもいいと思います。

二階ホールを活用しよう

階段を上がった先の二階ホールを最近ではいろいろな用途で活用させている家庭が増えてきました。私の友人の一人はホールの壁一面に本棚を設けて二階ホールを読書スペースとして利用しています。また別の友人は、ここにピアノを置きピアノスペースとして利用させていたり、カウンターを設けて旦那さんの書斎スペースとして利用させていたり、様々な活用法が取り入れられています。

二階ホールと言うと今まではただの通路でしかなかったのですが、二階の間取りをこのホールを中心に考えることで、憧れの空間を手に入れることができるようになったりするのです。我が家はこの二階ホールを中心に各部屋へ行き来ができるようにしています。二階に廊下がないので各空間を有効的に使用できています。我が家はファミリースペースとして、昼間は子ども達の遊ぶスペースとして利用し、夜は寝る前の時間を家族で過ごすセカンドリビングのような空間として利用しているのです。

ここにおもちゃを並べていることで、リビングにおもちゃが散らかりにくくなりました。子ども達が成長すればスタディーコーナーとして利用できるように、二人並んでもゆったり過ごせるカウンターを設けておきました。寝る前の時間をここで過ごすことで、一階のリビングで過ごす家族の時間とは違った時間が流れています。いざ眠くなった時も寝室から近いので寝かせつけも楽ですし、子ども達も自分で寝室へ行き寝る習慣が身に付いてきました。二階ホールを活用させることで住宅での過ごし方の幅が広がり、楽しさも増すのです。

長期優良住宅

我が家の住宅は長期優良住宅です。最近ではこの長期優良住宅という言葉も聞きなれているという人が多いのではないでしょうか。長期優良住宅とは、住宅を長期にわたり使用することにより、住宅の解体や除却に伴う廃棄物の排出を抑制し、環境への負荷を低減するとともに、建て替えに係る費用の削減によって負担を軽減し、より豊かな暮らしへと転換することを目的としているのです。

この長期優良住宅と認定されるには7つの認定基準をクリアしなければなりません。まず、世代を超えて住み継がれるレベルの耐久性のであるかという劣化対策です。そして、住戸面積です。良好な居住水準を確保するために必要な規模を有している必要があります。メンテナンスやリフォームしやすい家でなければならないので、維持管理・更新の容易性も求められます。

地域における居住環境の維持及び向上にはいりょされたものであることも求められます。省エネルギー性も必要です。断熱性能など一定の省エネルギー性が確保されている必要性があるのです。そして耐震性も重要です。大規模な地震に対して倒壊しにくい、またもしもの際も直しやすく、損傷が少なくて済む一定の耐震性が必要なのです。そして最後に、維持保全計画です。これら7つの認定基準を満たして初めて長期優良住宅と認定されるのです。

長期優良住宅と認定されると税制優遇のメリットがあります。例えば、住宅ローン減税の最大控除額が最大500万円受けられたり、固定資産税減税が5年間受けられたりとその他にも税制の優遇が受けられるのです。これからもこの長期優良住宅は人気を高めていきそうですね。

癒しの空間

住宅の中で癒しの場と言えばどこでしょう。テレビを見ながら家族と会話する広々としたリビングという人も多いでしょうが、浴室と答える人も多いと思います。疲れた体をほぐしてくれる浴槽にゆっくりとつかる時間はまさに癒しの時間とも言えるでしょう。

しかし冬場はお風呂に入るのが面倒と感じてしまいます。温かいリビングから一歩でれば寒く、服を脱ぎヒヤっとした浴室の床に足を踏み入れるのは癒しの空間とは程遠いとさ感じてしまうことでしょう。冬場でも浴室を癒しの空間をするには浴槽や浴室全体の断熱効果と保温性が求められるのです。まず冬場の一番風呂はヒヤッとしています。浴室の床がヒヤッとせず一歩目から心地よさを感じる床にしましょう。優れた断熱構造になっていて床裏からの冷気をシャットアウトしてくれ室温とほぼ同じ温度を実現してくれるのです。
同時に床の形状にもこだわり滑りにくく小さい子どもから高齢者まで安心できます。また乾きやすいため清潔さも保てます。

そして浴槽の保温性も大変重要です。最新のものは断熱性能に優れていて4~5時間経っても2℃ほどしか温度が下がらず保温性に大変優れています。追い炊きの回数も減り光熱費にも大きな影響が出てくることでしょう。癒しという観点では浴槽の素材にもこだわってみるのもいいと思います。大理石を使用し高級感とデザイン性の高さを追求するにも一つです。またジェットバスを設けるのも疲れた体を癒すのに最適です。リラックス効果とマッサージ効果が期待できついつい長風呂になってしまうことでしょう。
このような環境にすることで癒される浴室になること間違いなしですね。

リビング収納

リビングは住宅の中で一番快適性が求められる場所です。しかし家族が長時間共に過ごすこの空間には、自然と物も集まってくるのです。くつろぐはずのリビングに物が集まってしまうとリビングの快適性を損なってしまう場合があります。まずはリビングに物が散らかりにくい環境を整えておきましょう。そこで我が家はリビング収納を充実させました。

リビングの背面に家族みんなの物を共有できる収納庫を配置しました。室内から見えない収納スペースを作ることで、見せたくない日用品や掃除機をスッキリと片付けることができます。作りつけの大きな棚にはいろいろな物がきちんと整理整頓でき、リビングに物が散らかりにくくなるのです。外出先から帰宅すると、外で着ていた上着や持ち歩いたカバンがいつまでもリビングに置きっぱなしになっていることは多いです。

子ども達が帰宅すると幼稚園グッツや帽子、ランドセルなどがいつまでも放置されているものです。まずはこれらがリビングに散らからないように上着やカバンを掛けて収納できるスペースを確保しました。ポールを上下二段に分けて設け、大人用と子ども用のコートクロークを設けました。これなら子ども達も自分で上着や掛けることができ、また外出の際には自分で上着を取り出すことができます。

バックにおいてもS字フックに掛けてしまうこともできますし、オープン棚に寝かせて収納することもできます。子どものおもちゃなどもきちんとここに収納しています。リビングには必要最低限のものしかないので、スッキリとより広々とした空間が広がっています。

ママのためのワークスペース

住宅の間取りを決める際に、多くの主婦が希望するのがママのためのワークスペースです。私は現在家事や育児をしながらその合間にパソコンを使い自宅で仕事をしています。そんな私が住宅に希望した一つがこのワークスペースです。我が家のワークスペースは、家事の中心であるキッチンの横に設けました。ここに設けたことで、キッチンで煮込み料理をしている煮込み中の時間は、ワークスペースで一息つきやすくなります。

家事の合間の時間を利用して休憩したり、家計簿をつけたり、裁縫したりとデスクワークや作業スペースとして大いに活用できます。私はパソコンを使い仕事をするだけでなく、夕飯のレシピ検索をしたり、ネットショッピングもします。キッチンの横に設けたことで、パソコンでレシピを見ながら料理がしやすいですし、趣味の時間を誰にも邪魔されることなく楽しむことができます。リビングとの境には腰壁を設けて程よく空間を区切っています。

リビングにいる子ども達の様子もしっかり目に届くのでパソコンでの仕事と育児を両立しやすくもなっています。腰壁に設けたカウンター下にはオープン棚を設けました。パソコンやパソコン関連用品を収納しているほか、幼稚園などの書類なども管理しています。必要な物が揃っているのでワークスペースの活用のしやすさも高まっています。家事や育児、そして仕事と日々忙しくするママにとって、自分だけの居場所があると日々の暮らしをより豊かにできるのではないでしょうか。

大手ハウスメーカーの特徴

家造りを始めるには、まずはハウスメーカーを選ぶことから始まります。家造りをする上で重要なことは、このパートナー選びをしっかりと行うことです。大手ハウスメーカーから地元に密着した工務店まで合わせると数多くの業者が存在します。その中から一社を選び出すというのは非常に難しいことではありますが、家造りを失敗しないためにしっかりと業者選びを行うべきなのです。

広告や宣伝で我々の身近な存在に感じるのが大手ハウスメーカーです。大手ハウスメーカーであれば会社としての規模が大きく、社会的ブランド力もあります。そのため世間一般的な社会的信用度は高いのです。またモデルハウスやカタログなど家造りのイメージを沸かせるための材料が豊富に揃っています。住宅に無知の人でも住宅へのイメージが湧きやすくなるのです。

また提案力や高いデザイン性も期待できます。営業、設計、施工など各部門の人材がそれぞれにしっかりと教育されているので安心できるでしょう。基本的には工場生産でできあがった部品が基準となるので、寸法などの変更がしにくいです。しかしモデルケースを多数持っているので、その中からプランを選ぶことができます。

部材も工場生産のため早く、施工もマニュアルに従うため時間がかからないのです。しかし広告宣伝費やモデルハウス維持管理費など、さまざまな経費が建築費に上乗せされてしまいます。価格がどうしても高くなってしまうのです。利益第一の体質から、営業が少々強引と感じることもあるかもしれません。大手ハウスメーカーが自分達に合っているかを見極めてみてほしいと思います。

趣味を楽しめる家

私の実家は数年前にガレージと庭をリフォームしました。還暦を目前に控え、家で過ごす時間が増え、自宅に居ながら趣味の時間を楽しめるようにしたかったようです。私の父は車とバイクが大好きです。大好きなそれらをまず大事に保管できることは最低条件です。大事に保管でき、休日にはそれらを触り趣味の時間を楽しんだり、それらを眺めながら音楽を聞いたり、ビールや食事ができるガレージへと変化しました。

今までは大切に保管できるガレージとして存在していました。しかしこのようにバイクや車に囲まれて共に時間を過ごせる空間を得ることで趣味の時間を違った形で楽しむことができるようになったのです。還暦を目前に、車やバイクを走らせるというよりは、眺めて楽しむという思考の方が強くなっています。そのガレージと庭への動線をスムーズにしたことで、ガレージをオープンにして庭の景観を楽しむこともできています。

休日は室内で過ごすというよりは、ガレージや庭で過ごす時間を大事にしています。そんな父を横に、母は趣味のガーデニングを楽しんだり、夫婦一緒に家庭菜園をしたりもしています。大好きな車やバイクを眺め、庭にある色鮮やかな花を眺め心身共にリラックスできているようです。自分の両親を見ていて感じたことは、室内だけが家ではないということと、歳を重ねるごとに住宅での過ごし方が変わってくるということです。仕事に励んでいる時は時間がアッと言う間で庭にまで目を向ける機会は少ないものです。

歳を重ねてくると家で過ごす時間が増え、木や花にまで目が向けられる時間が増します。その時に庭で過ごす時間をより充実させることで自宅に居ながら趣味の時間を楽しめ、夫婦の時間も大切にできるようになるのです。

中二階スペース

一階と二階を繋ぐ階段。この階段の途中のスペースを利用して中二階スペースを設けていた友人宅がありました。一階のLDKから中二階スペースに目が届きますし、中二階スペースから下を覗けば一階のLDKが見渡せます。このような空間があれば多目的にこの空間を利用することができます。

友人宅は、この空間を幼稚園の子ども部屋のように利用していました。幼稚園のグッツを収納し、制服に着替えたり、帰宅したらここに帽子やカバンをしまったり、その後はここで遊んだりするのです。子どもの空間と利用しても一階から子どもの様子がきちんと把握できるので互いに安心できます。ここには空間にピッタリのカウンターが設けられていました。ここでお絵かきをすることもできます。また子どもがもう少し成長すればスタディコーナーとして活用できます。

子どもが利用するスペースとしてだけでなく、大人が使用するスペースとしてもいいのです。パソコンをしたり、家事をしたりと子ども達に邪魔されることなく、一人の時間を楽しみたい時にこの空間は便利です。気になる時は一階を覗けば子どもの様子もしっかりチェックできるので、家族の繋がりを感じながらも自分の時間を楽しむことができるのです。将来的にこのスペースを利用しなくなったとしても収納スペースとして活躍させることができるのです。一階で必要なものと二階で必要なものどちらを収納するにも便利な収納場所なだけに便利さも高まることでしょう。階段途中を有効活用させるのもいいアイデアだなと思いました。

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