玄関アプローチの植栽

住まいというのは、単に日々の生活をする建物というわけではありません。自分の生活スタイルや趣味趣向にあった、自分らしい、ゆったりとした空間-つまり、「我が家」となっていきます。我が家は、公道から玄関アプローチに入ったところから始まります。夜遅く、疲れて帰宅した時、自分の住まいが真っ暗だと、寂しい気がしますが、照明がともっていると、そこには、くつろぎが感じられます。

私の友人が住まいを新築した時、道路から玄関ドアまでの玄関アプローチについて、住まいの中と同様に、イタリアンカントリーな雰囲気を出したいと思いました。そこで、玄関までの道には、アンティークレンガをはりました。
玄関アプローチの植栽については、欲張りすぎると、鬱蒼として、玄関ドア付近を隠してしまい、死角になります。防犯上、困ります。小さく、形のよい葉が規則的に並ぶことで、涼しげでさわやかな印象の木洩れ日が魅力的なシマトネリコをシンボルツリーに選びました。このシマトネリコの姿が素敵なので、木の下からスポットライトで、光を当てています。その木の姿が住まいの白い壁に映し出されることで、住まいの壁にも表情が現われます。

この道の両側には、足元に敷いたのと同じレンガで花壇をつくり、季節の花だけでなく、幾種類のハーブも植えました。この花壇のところどころには、ディズニーのシルエットソーラー灯をつけました。まるで、ロウソクのように、ゆらゆらと揺れますから、とても素敵な雰囲気になりました。ハーブというのは、花が小さく、かわいいというだけでなく、素敵な香りを楽しむことができますし、それをハーブティや料理などに利用することができます。仕事から疲れて帰宅した時、ロウソクのように揺れるディズニーのシルエットライトが迎えてくれますから、ほっとします。