家相・風水とシックハウス

進学を機に、一人暮らしをすることになった従姉妹がいます。

彼女はのんびり屋さんでおっとりしていますが、信心深いというか、女の子らしく占いやおまじないが大好きです。

一人暮らしをするため、大分の不動産屋さんを回っています。

さて不動産屋さんを回っている際、従姉妹は小さな本を抱えて、家を見学させてもらっています。それはなんと家相の本。住宅におけるいい家相や悪い家相が書かれています。

妄信的にそれにすがっているわけではないのですが、彼女にはお部屋選びに譲れない項目があるとか。それは「日当たり」と「風通し」。

特にアパートやマンションになると、どうしてもその二つは犠牲になっている場合が多いです。

「家相、まあ風水なんだけど、この二つがちゃんとしている家はいい家なんだって!」目を輝かせて私にそう力説しています。逆に叔母のほうが辟易している始末。年度末で何かと準備や出費があるので、部屋などさっさと決めてしまいたいというのがホンネのようです。

ところで、最近の住宅は機密性が高いため、エアコンなどが効率よく効くというメリットがありますが、逆になかなか換気がしづらいというデメリットもあります。

特に換気対策は、シックハウス対策の観点から見ても重要です。通気と日当たり、住宅としてベストなのは、この二つがきちんとあること、なんだそうです。

おや? 従姉妹が求めている、風水的な「いい部屋の条件」と一致します。

風水的には通気をさえぎるものを置くのはダメだということらしいのですが、換気ができない部屋はだんだんと空気が澱んでくるうえ、湿気なども溜まり、居心地が悪くなります。

単純に窓を開ければ、新鮮な空気に満たされるので、気持ちよく過ごすことができます。

いい運は陽光とともに家の中に入る、と風水ではいわれていますが、日当たりがいい家はそれだけで明るいですし、太陽の光が適度に部屋の中に注がれるのは、なんだか気分が落ち着いてきます。そして何より暖かい。

家相における「日当たりと通気」は、人間が快適に過ごす上で必要な要素と言えるのでは?